よくある不動産物件サイトを Drupal で構築します(デモサイトはこちら)。内容は「賃貸物件」と「売買物件」の2つに大きく分け、たとえば「賃貸物件」では、所在地や最寄り駅、家賃、築年月、間取りや専有面積といった属性から物件をリストアップし、多数の中から条件にあった物件を探すことができます。
「売買物件」では、新築マンション/一戸建て、中古マンション/一戸建てといった物件タイプ、価格、間取りやその他の属性から物件をリストアップし、同じく多数の中から条件にあった物件を探せます。
家賃(価格)や駅からの距離など、項目によってのソート(並べ替え)も可能です。リストで気に入った物件をクリックすると、その物件の詳細情報ページに移動し、より詳しい情報が表示されます。
ここでシステム構築の方針としては、優先度順に
とします。この方針を遵守することで、以下の効果が期待出来ます。
システム構築の方針を遵守したとして、それでも同じ内容を実現するのに幾通りかの方法(アプローチ)があると思います。ここで紹介するのはそのうちの1つです。絶対的にこれが正しいというものではありません。ここで紹介したアプローチ以外でも、同じ内容のものは作れますし、もっとスマートなカスタマイズの方法があるかも知れません。そのあたりを踏まえて、参考にしていただければと思います。
※ 2014年8月、構築手順を一部改正しました。
※1 Drupal はフックという仕組みによって、コアのシステムにはいっさい手をつけずに、動作のあらゆる局面で独自のコードを挿入することが出来ます。このため非常に柔軟に、機能の拡張やカスタマイズが可能です。