カスタムモジュールを制作するなど、Drupal を高度にカスタマイズしたい場合は、必須のモジュールになると思います。Devel には開発者にとって、あると便利な機能がたくさん入っています。
まずいちばんよく使うのは dpm() でしょう。Drupal のコーディングによるカスタマイズは、基本的にはフック関数を記述しその中で行ないますが、引数として渡される変数の中身を確認したい場面が多々あります。また、Drupal のAPI の関数を利用して、得た値を変数に格納し、その中身を確認したい場合もあるでしょう。そんなときは次のように、
dpm($確認したい変数);
として、引数に確認したい変数を渡し、カスタムコードの中で dpm() をコールしてやると、図のように変数の中身を確認できます。変数が配列やオブジェクトの場合は、その要素やプロパティの値も得られます。階層構造がある場合は、すべて展開しそれらの中身を確認することもできます。