theme_table

~ theme_table 和訳 ~
7 theme.inc

theme_table($variables)

表(テーブル)の HTML 要素を返します。

パラメータ

$variables: 次の要素を含む配列です。:

  • header: テーブルヘッダーの内容を含む配列です。配列の要素にはローカライズされた文字列、もしくは次のような連想配列を指定出来ます。
    • "data": その列のローカライズされたタイトル。
    • "field": その列のデータベースフィールドです(その列の並び替えを可能にしたい場合は必須です)。
    • "sort": その別のデフォルトの並び順です。(昇順/降順)
    • "colspan" などの HTML 属性(attributes)を指定できます。
  • rows: テーブルの行を表す配列です。それぞれの行はセルの配列、もしくは次のような連想配列で表します。
    • "data": セルの配列。
    • クラスなどの属性(attributes)を、列に適用出来ます。
    • "no_striping": 'even / odd' のスタイルを適用するか否かを示す真偽値。デフォルトは FALSE です。

    それぞれのセルは文字列もしくは、次のような連想配列で表します。

    • "data": セルに表示する文字列です。
    • "header": このセルが見出しであることを示します。
    • "colspan" のような属性(attributes)を指定出来ます。

    $rows の例:

    $rows = array(
      // 単純な行
      array(
        'Cell 1', 'Cell 2', 'Cell 3'
      ),
      // 行とセルに属性を設定する場合
      array(
        'data' => array('Cell 1', array('data' => 'Cell 2', 'colspan' => 2)), 'class' => array('funky')
      )
    );
  • attributes: テーブルタグに適用する HTML 属性の配列です。
  • caption: <caption> タグに使用するローカライズされた文字列です。
  • colgroups: 列グループの配列です。値はそれぞれ次のような形で記述出来ます。
    • 行の配列です。値はそれぞれ COL 要素に適用するHTML 属性の連想配列です。
    • "data" キーを含むものは COLGROUP 要素に適用する属性の配列です。この場合 COL 要素に属性を追加するには、列の "data" 属性にHTML の連想配列をセットします。

    $colgroup の例:

    $colgroup = array(
      // 1つの COL 要素をもつCOLGROUP
      array(
        array(
          'class' => array('funky'), // COL 要素の属性.
        ),
      ),
      // COL 要素をもつCOLGROUP に属性を指定する場合
      array(
        'data' => array(
          array(
            'class' => array('funky'), // COL 要素の属性.
          ),
        ),
        'class' => array('jazzy'), // COLGROUP 要素の属性.
      ),
    );

    これらの追加タグはテーブルの列をグループ化したり、属性を追加したりするのに使用されます。例えば、3つの列をグループ化し、これに同じ背景を適用する等です。

  • sticky: テーブルのヘッダーを固定します。
  • empty: テーブルに生成される行が無い場合のメッセージ。

関連トピック

Functions and templates for the user interface to be implemented by themes.

45のテーマが theme_table() をコールしています。

ファイル

includes/theme.inc, line 1868
Drupal のアウトプットをコントロールするテーマシステム。
コア: 
Drupal7